"EASY"

tanouxさんの本館サイトを覗いていて、「そういや、コモドアーズをフェイス・ノー・モアがカバーした曲があったな」とふと思い出し、ひさしぶりに聴いてみた。(ASIN:B00005MWUV)。
このバンドのファン層からもそれまでの音からも、この曲だけまったくかけ離れている。なんでこれがここで出てきたのか全然わからない。わからないけど、ただふざけているんじゃない感じもして、気になる。
気になりついでにほかのアルバムを聴いてみる。"エンジェル・ダスト"(POCD-1081)。ボーカルのマイク・パットン、やっぱりすごい。スラッシュメタル系というかデスメタル系というのかわからないけど、そういう系統の歌いかたもできるけど、それは単なる1つの芸のような。常識外れの変幻自在さを変態と形容されることも多いけど、根は非常にまっとうな人のような。声が良くて、顔が良くて、頭が良さそうなんで、ついまっとうな人かもと思ってしまうけど、それは思い過ごしかも。でも、まっとうで才能あふれる人がいま真剣に音楽を作ったら、こんな感じに外からはヘンとしか見えないものができてしまうような。1つ1つが何を指しているのか私には10分の1も理解できないけど、<いま>と張り合える大きな何かを作り上げているような。なんか声のフリージャズ・現代版って気もしてきた。なんやそれ。漠然とした感想ですまん。誰にあやまってんのや、オレ。
ついでにMR.BUNGLEも持ってたはずなんだけど、どんな音だったかはまったく記憶にない。探そう。