ミゾソバおそるべし。

3週間ぶりに富貴のミョウガ畑に行った。ら、前回刈ったミゾソバがきれいに元どおり生えていた。うーむ、ミゾソバ。強敵である。
ミゾソバはただいまバリバリの生育期間中なのか。前回草刈り機で刈っただけで根っこが残っているところは、まるで何事もなかったかのように、3週間前と同じ丈に伸びている。もしも刈らずに放っておいたらもっと伸びていたかもしれないから、刈った効果はあったのだろう。あったと思いたい。がしかし、「負けた」という気にさせられるのも事実。
そして根っこから引いたつもりの箇所でさえ、茎を四方に伸ばし葉をたくさん付けている。ますます負けているような気持ちになる。サッカーに例えるなら、H&Aのカップ戦、アウェイで1-3で負け、ホームでの第2戦の試合開始直後に1点取られてしまったような気持ちというか。いや、ますますわからないか。(いちおう解説しておくと、アウェイゴール2倍が前提ルール。3点以上取らないと負けになる)。
さらに悪いことに、どうやらミゾソバは日が当たらなくても芽を出すようだ。枯葉や稲藁で覆ったところでも、その下からさかんに芽を伸ばしている。ますます追い詰められてしまった心境。また例えると、上のような状況で、やたらとこちらのファウルを取られて、向こうのファウルは取ってもらえない。「審判まで敵かい」っていうような。
しかもヨモギヒメジョオンが生えているところならミョウガも花芽を出しているけれど、ミゾソバがはびこっている場所ではミョウガの花芽は出ていない。ますますなんとかしなくてはいけないのに、どうしたらいいのかわからない。また例えると、さらに一発レッドを喰らって10人対11人になってしまったというか。さあ、どうする。
ああ、どこかにミゾソバ退治の名案はないでしょうか。私は旅に出ます。探さないでください。