ミョウガ畑は生き物がいっぱい。

土曜日から1日おいてまたミョウガ畑に行ってみた。だんだん生き物が増えているような気がする。そういう季節なんだろう。それと、去年までは気付かなかったものに、今年は気付くようになっているのかもしれない。
トンボ。溝を掘ったら、ちょろちょろいつも水が流れているようになって、そこにシオカラトンボが卵を産みに来ている。雄一匹でじっと草に止まっているのがいるなと見ていたら、他の雄が飛んでくると飛び出していって追っ払っている様子。縄張りでもあるのか。
オニヤンマもザザッと羽音をさせて飛んでくる。まるでパトロールしているみたいに、溝の上を飛び回っている。黒と黄の縞模様の体に緑の目。かっこいい。
トンボに遠慮して、溝にたまった泥をさらわないままにしていると、ブヨも増えてしまったようだ。(ここららではブトって呼ぶのが普通みたいだけど、私はブヨって最初に覚えてしまったらしく、自然に感じる。だからブヨって書いておく)。6月からこっちは毎回刺された。タオルを頭からかぶって、その上から麦わら帽をかぶるようにしてからマシになったけど。刺されるといえば、すきあらばって感じでアブも寄ってくる。憎たらしい。
バッタ。足を動かして、「チッ」って鳴いているのを初めてみた。耳を澄ましてみると、あっちでもこっちでも鳴いている。ミゾソバを食べてくれるとありがたいんだけど、ほとんどはミョウガの葉の上で見つけるから、期待しないほうがいいか。
虫が増えると、それを食べるものも増えるらしい。クモ。あちこちできれいな模様の巣を張っている。水面近くに巣を張っているのや、袋状の巣を張っているのは種類が違うのかな。
カマキリもあちこちにいらっしゃる。カエルも増えた。そうするとヘビも住み着いたようだ。つぶらな目に、美しい縞模様の体。体をうねらせて、水の中、草の間、木の上を自由自在に動き回る。優雅。
まだまだ、なんだかわからない小さい虫もたくさんいる。カニも初めて見つけたし、変わった鳴きかたの鳥もいる。悔しいのは、私の知識が小学生レベルで止まっていて、なにがいるのか、それぞれがどんな生きかたをしているのか、詳しくわからないこと。それでもわからないなりに、いろんな生き物の中にいるのは解放感があって楽しい。
え?観察ばっかりで、畑仕事はどうしたって?まあそうなんだけど、今日はカーッと日が照りつける時間が長くて、風も止まることが多かったから。休み休みやりましょ。