スズメノカタビラ

イネ科ナガハグサ属の1年草。(イチゴツナギ属としているページもあるがどちらが正しいのかはわからない)。
高さ:5〜30センチメートル。
茎は扁平。分けつして株になる。

春のイネ科の代表的な草だそうだ。先週ぐらいからここらへんでも日当たりのいいところで花が咲き始め、今週はあちこちで見かけるようになった。
古い古い時代、有史以前に麦類の栽培と共に日本にやってきた植物だそうで、日本全国 人のいるところどこにでも生えているのだと。
ゴルフ場ではグリーンの雑草として嫌われているようで、微生物による防除法まで開発されているらしい。(『ちばの農林水産業微生物(細菌)によるスズメノカタビラの防除

名前のスズメ(雀)は小さいことを意味し、カタビラ(帷子)は裏地のない単衣の着物を意味しているそうだけど、イメージがわかない。
花の付きかたなど、微妙にバリエーションがあるようだけど、私は区別できていない。
構造が単純で、種類が多く、区別しにくいイネ科の植物たちが、私はなぜか好きです。