Kerio Personal Firewallに迂回される脆弱性。

Kerio Personal Firewall(KPF)にファイアウォールのルールを迂回される脆弱性が見つかっている。
Kerio Technologiesによると、他のプログラムのふりをすることによって、悪意のプログラムがインターネットにアクセスするのをKPFに許可させることが可能になるらしい。
ただし、この脆弱性を利用するにはローカル・システムにアクセスして、そのプログラムを実行することが必要だそう。そのせいかSecuniaによれば、危険度はもっとも低い"not critical"(危なくない)とされている。
4.1.2までのバージョンにこの脆弱性がある。4.1.3で修正済み。同製品を使っている人は最新バージョンに更新するべし。