キノコの季節に その2。

きのこまつりでだいじな注意があったのに、書き漏らしていたので。
毒キノコについての知識。

  • ×縦に裂けるキノコは食べられる。
  • ×地味な色のキノコは食べられる。
  • ×虫が食べているキノコは食べられる。
  • ×ナスビといっしょに炊けば食べられる。
  • ×塩漬けにしたら食べられる。
  • ×乾して乾燥させれば食べられる。

以上、ぜんぶ間違い。
「これで毒キノコが見わけられる」という簡単な方法は存在しない。
毒か非毒かは、1つ1つ覚えていくしかない。
とうぜん誰でもすぐにできることじゃない。
・毒キノコを覚える。
・食べられるキノコを覚える。
・これはナニナニと100%自信を持って言える、確実に食べられるキノコだけを食べる。(食用のものにそっくりな毒キノコもある)。
・少しでも疑いがあったら食べない。
キノコ中毒を避けるには、こういうことが大事だと教わりました。
毎年注意されているのに、まだ間違っている人もなかにはいます。

野迫川のきのこまつりでも、参加者が山から採ってきたキノコは、ぜんぶ提出して、専門家のかたに判定してもらいました。
じぶんで持って帰るのはナシです。
キノコはほんとうにたくさんの種類があるから、生半可な知識はかえってあぶないんですね。

参考:横山和正教授『毒きのこデータベース』(滋賀大学教育学部