Attack of the Killer B's

今週になって、ひんぱんに蜂が部屋に入ってくる。朝っぱら、目が醒めたらハチが部屋の中を飛んでいるというのは、けっこう驚く経験だ。まだ刺されたことがないから、ちょっと恐いのかもしれない。
しかしなぜ急にハチがご訪問くださるようになったのだろう。まあ、いちばんの理由は、窓が開けっ放しで、網戸が無いことに違いない。しかし今はなきあの猫に網戸を破壊されて以来、ずっとそのままであるにもかかわらず、ハチがどしどし入ってくるなんてことはなかったのだが。
台風の影響でいつもと違う向きの強い風が吹いているせいかとも思ったが、風向きが変わった今日もやっぱりなんどもご訪問があった。はて?
いらっしゃるのはたぶんぜんぶアシナガバチ(詳細不明)。近くに巣を作っているのかもしれない。探してみたが巣は未発見。ひょっとして天井裏か。で、見つけたらどうするつもり?幼虫を食べるか。
ということで、今日の音楽はAnthraxの"Attack of the Killer B's"(ASIN:B000001G11)。
車の運転中にかけるテープ(はい。カセット・テープです。いまだに)に入れる曲を探していて辿り着いたアルバム。相棒に人間椅子大受けだったので、それに続くものはないかと、いろいろ試しているところ。とりあえずこれはいけるらしい。9曲めを「ベンチャーズっぽい」と正しく言い当てた相棒。侮れない。
私にとって、「ハードロック」と分類されるものは大丈夫なのだけど、「メタル」と付くと苦手になってくるらしい。スラッシュメタルのカテゴリー内では数少ない好きなバンド。といっても、このアルバムでは上手いのか下手なのかよくわからないラップもやってるし、カントリーっぽいのもあるし、とうてい1つのカテゴリーに収めることなんかできない。
どういう音なのか説明するのは難しいけど、ハードロックのある種の機能性というか、エッセンスを増幅していく方向に基本はあるようだ。手数音数をむやみに増やしていくギターやドラムにはきまじめな印象も受ける。でも私が苦手なバンドたちのように深刻ぶってなくて、どこかアホっぽくて笑わせてくれる。そういうところが気に入っている。
そういうわけで、もしも私がハチに刺されて死んだ場合は、このアルバムを葬式に使うといいと思いますよ。