ヤマカガシ。

富貴でヤマカガシと2度にわたるご対面。
l度めは、草刈りを始めてすぐ。カエルを追いかけているヘビの気配に気付き、目を上げると、いつもとは違う色・柄のヘビがいる。赤地に黒の斑紋。首に黄色い帯がある。
事前に「へび図鑑」(> いしかわ森林図鑑(石川県林業試験場 Webサイト))を見ていたので、「ヤマカガシでは?」と思った。よく見ようと近付くと、むこうも接近してくる。アニマル・プラネットで、ヘビでもサソリでもワニでも素手でつかまえてしまうあの人の真似をしたくなったが、むこうの運動能力(どれぐらいジャンプできるか)や攻撃性、毒性を知らないので、慎重に行動する。いつでも跳び下がれるよう体の準備をしつつ観察。
体長は50cmあまり。細身で首のあたりがややくびれている。まだ幼い感じ。おそらくヤマカガシだろう。毒を持っているはず(正解)。これが1度めの接近遭遇。
2度めは草刈りが終わりに近付いた頃。鎌を振っていて、すぐそばにさっきの色柄のヘビがいるのに気付いた。お盆なのに、「えーい、やっておしまい」とけしかける声が聞こえ、鎌で仕留めようと気合い十分に狙うと、ささっと逃げていく。追いかけたけど、穴に潜り込まれて、取り逃がす。これが2度めの接近遭遇。
私としては、生死にかかわらず捕まえて、ヘビに詳しい人に鑑定してもらいたいのだが、はて、それはいつの日にか実現するのだろうか。また、鑑定してもらったらどんな結果が出るのだろうか。興味は尽きない。