水道栓の取り換え。

相棒んちの水道栓が水漏れするので、修理ついでにレバー式の混合水栓に取り換えようということになった。取り換える水栓はすでに買ってきてあった。ちょっと前にガス湯沸機を交換したときに、「ついでにこっちをやってもらったら、いくらかかる?」と業者の人に尋ねたところ、「5000円」。じゃあ、やっぱり自分たちでやってしまおうということになった。いま思えば、あの5000円を惜しんだばっかりに……。
今日、私がやってみた。いま付いている水栓(蛇口)を壁から外して、新しいのを取り付ける。取説をよく読んで、手順はバッチリ。ネットでも関連のありそうな文書はいろいろ読んで、しっかり頭に入れてある。予習はOK!さあ、実行あるのみ。
まず蛇口本体を外す。時計回りに回すところでつまづきそうになったけど、無事外れた。次は取り付け管(壁から出ている管)。水の出るほうはなんとか外れた。ところがお湯の出るほうが外れない。なんだか根元も緩いみたいだし、うまく回らない。「反時計回りだよな、こっちは反対回りってことはないよな」って何度か確認して、あとは力任せにひたすら頑張る。頑張る頑張る頑張る。頑張って頑張って、やっと外れた、ら?
あれ?取り付け管のネジが回ってないやん。がーん。奥の給湯管から管ごと切れてる。ああ、なんてこと。
もう大変。もう素人の手には負えないと、水道業者さんに慌てて電話して来てもらった。「これは壁に穴を開けて、下の方から管ごと換えるしかないですね」とのこと。大事になってしまった。できるだけ急いで工事をしてもらうことになったが、それが終わるまで水道は使えない。相棒んちの家族に不便を掛けることになってしまった。相棒父母は「あんたのせいじゃないよ」って言ってくれるけど、これはやっぱり私のせいだ。どうしよう。でも何にもできないし。とりあえず近所で水汲みをして、バケツにたくさん運んできた。それくらいだ、いまんところ私にできることは。申し訳ない。
最後に。今日来てくれた業者さんには言われた。「10年過ぎた給湯管は、素人がいじらないほうが良い」。聞いてないよー。
銅でできている給湯管に、違う金属でできている取り付け管がねじ込まれると、強力にくっついて回らなくなるのだそうだ。それで思い出したのが、自転車でチタンのネジが焼き付きを起こしてしまうこと(あれは違うのか?)。もうちょっと早く思い出せよ!自分。でも誰も教えてくれなかったんだよ。取説にも書いてなかったし、ネットでも書いてるところはなかったんだもん。前もって知っていたらなあ。後の祭。