scim-anthyほかのインストールの1回目(scim-anthyで親指シフトに至る道のり:その2)
既にscim-anthyのバージョンが上がっているので、書くか書くまいか迷ったが、いちおう作業メモ。結果から言うと、1回目は失敗した。
Debian/Sarge(i386)に、親指化に必要なソフトをソースからコンパイルしてインストール。入れたのは次のもの(カッコ内はバージョンとダウンロード元)。
- scim(1.4.2 SCIM - SCIM Project Home Page)
- anthy(7100b Anthy, Free and secure Janapnese conversion engine)
- scim-anthy(0.7.1 SourceForge.jp: Project Info - SCIM IMEngine)
- kasumi (0.10 「霞」トップページ - 霞)
それぞれダウンロードしてきたファイルを展開して、できたディレクトリに移り、./configure、make。rootになってmake installですんなりいった。
ただしkasumiの./configure時には「GTK+2がない」と警告された(ように思う。あやふや)。Debianパッケージのlibgtk2.0-devをインストールしてみたら通るようになった。
次に~/.xsessionの書き換え。
XMODIFIERS=@im=SCIM
export XMODIFIRES
GTK_IM_MODULE=scim
export GTK_IM_MODULE
scim -d
Xをいったん抜けてから、ふたたび入る。と、Xの起動が途中で止まってしまった。しょうがないからまた抜けて、さっき書き換えた.xsessionをコンソールからエディタで元どおりに編集して、Xを再起動。
ターミナルからscim -dとしてみると、
Smart Common Input Method 1.4.2 Launching a SCIM process with x11 ... Loading simple Config module ... Creating backend ... Loading x11 frontend module ...
となり、先へ進まなくなる。scim -f socket -dとしてみると、
Smart Common Input Method 1.4.2 Launching a SCIM process with socket ... Loading simple Config module ... Creating backend ... Starting SCIM as daemon ...
となり、起動には成功しているようだが、Ctrl+Spaceで変換開始にならない。
ためしにscim -lとすると
...(略) Available IMEngine module: rawcode socket
となって、anthyが出てこない。どうやら失敗のようだ。どこで間違ったんだろう。やり直してみよう。