泥棒に入られました。

タイトルどおりです。泥棒さんに入られちゃったよ〜ん。
とはいえ、金銭的被害がちょっとだけ(いや、金銭感覚の発育が小学生で止まってしまっている私にとってはけっこうな金額なんだけど、ご近所的にも警察的にも「そんなもん(プッ)」で済まされてしまう程度)で、人的被害はゼロでした。心配はご無用です。
第一発見者は私。ふだんならまだ寝ている時間なのに、なぜか目が覚めて、なぜか上着を着て、なぜか階下に下りていったら、泥棒さんがお仕事を中断して逃げ出すところだったようです。慌てて外に飛び出して不審者を捕まえ、交番に連れて行ったんですけど、残念ながら、どうやら人違いだったようです。お手柄を逃しました。うーん、ほんとに残念。
この泥棒さん、どうも手口が古典的で、きちょうめんな性格のかただとお見受けしました。最近賑やかな某国の窃盗団とは関係なさそうです。そういう人でよかった、ボンヤリ下りてった私に居直られたりしなくてよかったと、いまごろになって思います。
これをきっかけに、今まで私が何を言っても、「ウチは大丈夫。だって盗られるものがないもん」って取り合わなかった両親が、防犯意識に少しは目覚めたようなので、 かえってよかったのではないかと考えることにします。
まあ、しかしなんですな。警察のかたはずいぶんのんびりしてらっしゃるようで。現場検証だって、素人ですら考え付くような場所の指紋や足紋を、こちらが言うまで調べようとしないし、侵入箇所の立体図は取らないまんま帰ったようだし。そのくせ絶対に侵入していない2階の間取りは、どうやら絶対に調べなきゃいけないらしくって。被害届の署名とハンコの字体が違うなんてところにも、ひとしきりこだわられてしまいました。交番の中の人の勤務スケジュールの厳守ぶりといい、お役所仕事の一例を見せてもらった気がしました。「そちらの気の済むようにひととおりのことはやらせてもらいます。ただしそうすると、細々とこうるさいこともやらなきゃいけません」って感じ。こういう組織の中では、能力とやる気のある人は生きていきにくいでしょうね。ほんとうにご苦労さまです。
そうそう。警察のかたが、ほんもののチラシの裏をメモに使っていたのには驚きました。経費削減のためでしょうか。あれは誰が切っているのかなぁ。そしてその人のその時間の給料はどうなってるのかなぁ。