ミョウガ畑の秋。

  • ミゾソバ:地上では花が終わり、実をつけている。地中ではまだ花が咲いている。
  • ヤブジラミがもう生えてきた。

きょうもやっぱりミゾソバ刈り。2段目の8割以上を除去。でもけっこうな量の実が地面にパラパラ落ちてしまった。うーん。まだ未熟な実だから発芽率が低いとか、芽を出してもちゃんと育たないとか、そういうことを期待したいんだけど、それは甘いか。それでも地中の花が全部実をつけるのは、ちょっとでも減らせたんじゃないかな。これはぜひそう思いたい。それを狙ってできるだけ根っこから引き抜いた。
ヤブジラミは、ミョウガにさほど影響がないみたいなので、あまり気にしないことにしている。でも実が服にくっつくのはな。取るのがけっこう面倒で。この時期にミョウガ畑に来たのは初めてだから、いまごろからヤブジラミが育ち始めるのはわかってなかった。
いただいた稲藁。畑の一角にまとめて積んでブルーシートをかけておいたんだけど、そのシートをめくってみたら、キノコが生えていた。おやおや、これは何キノコかしらん。藁の状態、栄養的には悪くないんだろうけど、あまり湿ってしまうと日除け(ミョウガの緑化防止や雑草抑制のため)にならないような。湿ってしまわないようにするにはどうしたらいいのかなぁ。とりあえず帰るまでシートをめくって風を通しておいた。
今日は暖かいほうだったと思うけど、それでもじっとしていると肌寒く感じる。昼ごはんは、相棒が気を利かせて、ベーコンとタマネギのスープとか鶏肉のトマト煮とかの温かいものにしてくれて、ありがたかった。でももっと寒くなったらどうしよう。火が恋しい季節になったら、いっそ簡単なカマドでも作るか。相棒は畑仕事を免除して、ずっと料理番をしておいてもらうとか。それも楽しそう。
富貴もさいきんじゃ雪が積ることは少ないらしいし、Tさんには「毎週来いよ」って言われてしまってる(そして相棒が「はい」って返事してしまった)し、冬の間にやっておきたいこともいろいろあるし、とうぶん来ることになりそう。装備とか食事とか、工夫しないと。
Tさんの奥さん、すごい。柿がいっぱいにつまった籠を背負ったまま立ち話。籠を下ろそうかとか、籠の重さが気になるそぶりも見せない。70歳にしてこの体力。すごい。ついでに野菜作りも料理も名人らしい。すばらしい。
たくさんお餅を頂いたお地蔵さんにお参りして帰途につく。