mkvmlinuz。

create a kernel to boot a PowerPC machine from Open Firmware（Debian -- mkvmlinuz）＝（勝手訳：PowerPCマシンをOpen Firmwareからブートするカーネルを作る）ものだそうで。

This little program takes a PowerPC Linux kernel as an uncompressed ELF image file (usually called vmlinux or somesuch) and adds boot code and possibly a ramdisk to create a compressed kernel image that can be booted directly from Open Firmware, thus eliminating the need for a second-stage bootloader such as yaboot or quik. This is especially useful on PowerPC sub-architectures that do not have a bootloader at all, but may also come handy for install kernels, netboot systems and the like.

勝手訳：この小っこいプログラムは、PowerPC Linux カーネルを、圧縮されていないELFイメージファイル（vmlinuxとかなんとかって通常呼ばれるもの）にする。そして、ブート・コードを加え、Open Firmwareから直接ブートできる圧縮されたカーネル・イメージを作るためにramdiskも加えるかも。こうして、yabootやquikのようなsecond-stageブートローダの必要性をなくす。これは、ブート・ローダをまったく持っていないPowerPCサブアーキテクチャでは特に役に立つ。でもカーネルとかネットブートのシステムとかそういうものをインストールするのにも役に立つだろう。
ウチにはquikを使っているマシンが１台ありまして、こいつにこのmkvmlinuzを入れようとしたわけです。が、いつものとおり、すんなりとはいきませんでした。その顛末はまた。