梶谷vs大谷

オールジャパン・チャンピオンシップ 2004 女子予選トーナメント 梶谷景美 7-0 大谷晃央(スカイA ビリヤードウェーブ
負けた大谷プロのフォームが興味深かった。
構えに入ってから撞くまで時間をかける。その間、小さく左右に揺れながら、素振り(というのか?)を繰り返す。迷っているとか見えないとかではなく、ルーティンにしているようだ。だいたいの人は、テーブルのまわりを回りながら全体の位置関係を把握して構えに入り、構えに入ったら「これでいい」と確信を持てないときいがい微調整をあまりしないと思うが、そうではないのか。
猫が獲物を狙うときの動作を連想した。猫が獲物とかおもちゃとかを狙うときに頭を振るのは、目を動かして三次元的な位置関係をより正確に把握するためだと聞いたことがある。大谷プロが構えに入ってから微妙に体を微妙に揺らすのも同じようなことか。
ちなみに私と相棒のあいだでは、梶谷プロは「ヤスコーチさん」でとおっている。鑑定団の安河内さん。名前を覚えた今でもまだ。