審判はふだんサッカーをしているのか?

ちょっとした疑問というか思い付き。
Jリーグの審判のことだけど、あの人たちってふだん、ただのプレイヤーとしてサッカーをすることはあるんだろうか?
もしプレイヤーとしてサッカーの試合に参加して審判に裁いてもらう経験をしているなら、それを自分の審判に活かせるんじゃないだろうか。
試合の中で、自分が審判に対して感じたことをよーく味わってみたらどうだろう。
あの判定は良かったまずかったという、<審判の評価>をするのではなく、その審判の判定や言動によって自分の中でどういうふうに気持ちが動いたか、<単なるプレイヤーとしての感想>を自分にじっくり聞いてみればいい。
そしたら、「こういう言葉を言われるのは腹が立つな」とか「こういう態度を取られるとイライラするな」って少しは分かるようになるだろう。
判定技術の向上にはならないかもしれないが、ゲーム・コントロールの腕は確実に上がると思う。

今は審判をやっている人たちも、過去にはプレイヤーとしてサッカーを楽しんだ経験をみんな持っているはず。
だから、プレイヤーの気持ちが分からないはずはない。
ただ、審判として試合に参加することが続いて、いつの間にか忘れているんだと思う。

なんてことを考えていたら、Jリーグで審判の研修プログラムにそういうのを入れたらいいのにって思えてきた。
そんなことぐらいもうやってるのかな。(最近サッカークリニックとか読んでないから、分からなくて)。
選手全員が審判員の試合ってどうなんだろう。
意外と荒れたりして。