こんぴらさん。2回目。

朝からこんぴらさんhttp://www.konpira.or.jp/)参り。奥社まで。1368段。
本殿から先の道は、雪が溶けないまま踏み固められてカチカチに凍っている箇所が多い。滑らないように気を付けて歩く。このごろ足の裏の摩擦に頼らない歩きかたを探していたところなので、ちょうどよかった。
いまのところその歩きかたとは、踏み出した足を、足の裏全体が同時に地面に着くように置き、着いた足の裏全体に偏らないように体重を乗せ(意識としてはどこにも体重を掛けないようにして)、全身で次の足を踏み出す。次の足が地面に着いたら、踏んでいた足の足裏全体を同時に離す(足をそっと置いてそっと離す感じ)。この繰り返し。靴が擦り減るのを遅くできる副次的な効果もあるけど、主な狙いは足の負担を減らして故障を防ぐことにある。
で、凍った地面の上では、この歩きかたができていないとすぐにツルっと滑ってしまう。いやおうなく、できているか否かを知らされる。
朝から奥社まで登る人は少なく、追い越したりすれ違ったりするたびにあいさつをする。なんとはなし、秘密を共有しているような感覚が楽しい。
残念ながら木はほとんどわからないので、参道の上下左右に植えられている木がなんなのか、まったくわからない。今年の目標はこれかな。
お参りといっても、神さんへの信仰はまったくない私。礼をするのも、祭られている神様を私が信じているからではなく、古くから人々がその神様を信じてきたことを尊重しての行為。信仰からではなく、信仰心への敬意から。