Debianマシンの復活。(scim-anthyで親指シフトに至る道のり:その1)

もらいもののPCにDebian/Woodyをインストールしたものの、けっきょく親指化できなくて放置していたのがある。
Q's Nicolatter for Xとかdaredevil skkとかをインストールしてみたけど、うまくいかなくて、ほったらかしにしていた。まずはこれを現安定版のSargeにアップグレードする。
やりかたは『Debian GNU/Linux 3.1 (`sarge') リリースノート (Intel x86 用)』の第4章「以前のリリースからアップグレードする」に書いてあるとおり。ちなみにapt-getよりaptitudeのほうが賢くて、aptitudeを使うのが吉らしい。
ただし、インストールしてから時間がだいぶ経ち、ringサーバ群の様子が変わっていたせいで、ちょっとつまづいた。
/etc/apt/sources.listを書き換えて、netselectで良さげな数値の出たSo-netをミラーに指定してみたら、アップグレードが中途半端なところで止まってしまった。どうもGccのバージョンが低いらしくて、アップグレードできないパッケージが多量に出た。
Ring Server Projectのサイトに行ってみたら、

So-netのサーバーは,一部領域のディスク容量の逼迫のため,コンテンツが同期していません.(2005/01/05)

だって。So-net使えねー。
気を取り直して、別のところに書き換えて、再開。こんどは、Gnomeまわりをいったん削除してから入れ直すなんてこともあったものの、ほぼすんなり終了。
ついでにdselectで、obsoleteになっているパッケージや当面必要無さそうなものもどしどし削除。ハードディスクをすっきりさせた。
これで放置されていたPCが、Debian/Sargeマシンとして復活できたわけだ。意外と簡単だったな。ありがとうAptさん。