「シンナーに気をつけろ」。

でしたっけ?
スネークマンショーと言えば、まっさきに思い出すのがこれ。
「おーっ、トメー (←あやふや)。シンナーに気をつけて壁塗んなー」
「わかりやしたーっ!親方ーっ!」
セリフはこれの繰り返しだけ。
ところが、だんだん喋りかたがゆっくりになり、ロレツが回らなくなっていき、しまいにはげらげら笑い出すという一幕もの。つまり、ラリってるんだね。

中学校のとき、シンナーをやってるらしいと噂の立ったヤツがいた。学校にあまり来なくなり、たまに来ても、体はヘナヘナで、話もちゃんと通じない。
「どうしたかなー」って20年以上ずっと気になっていたんだけど、こないだ偶然すれ違った。
すれ違ったときはお互いまったくわからず、一瞬あとにこっちだけが向こうの下の名前と上の名前がわかって、「ああ、○○○×××か」って思った。
嬉しかったな。
元気かどうかはわからないけど、生きててくれたってだけで。
しかも働いているみたいだったし。
しゅうぶんやんか、それで。