バルサvsマヨルカ(ビデオ観戦)。

バルサ 2-0 マヨルカ
点差以上に一方的。マヨルカが前からプレスをかけて頑張った時間が、後半の立ち上がりにちょっとだけあったけど、あとはずっとバルサのペース。マヨルカ、いたぶられっぱなし。最後はちゃんぽんリーグに備えて、バルサがペースを落としてくれたから助かったようなもの。
ずっと見てなかったけど、こんなにおもしろいサッカーをやってたのか、今シーズンのバルサ。強いわ。中でもデコが効いてる。あんな選手がいたら、監督は楽だろうな。
が、バルサにも弱点は見えた。1つは高さ。特にセットプレイが危ない。マヨルカコーナーキックで得点チャンスがなんどかあった。(シュートが枠に行かなかったけど。バジェステロスもまた1本外した)。もう1つは両サイド。攻撃時に4枚バックの両サイドとも上がってしまうようで、ボールを奪われてサイドにすばやく出されると危なそう。ということで、いまのバルサを攻略するには、高さのあるセンターフォワードと高速ドリブラー(兼クロッサー)がいればなんとかなるかな。(ってバルサ・ファンちゃうんかいな、オレ)。
ヨシトは後半20分頃から出場。さっそく両手を振って、「上がって来い!」とチームを鼓舞するけれど、もはや反発力を失ったマヨルカはチャンスらしいチャンスも作れないまま試合を終える。闘争心の見えないこういう負け方って、ヨシトにとってはいちばんストレスがたまるだろうな。
終了直前、左コーナー前からゴール前まで切れ込んでいったところは惜しかった。ディフェンダーがヨシトを軸にくるっと回るように飛んでいったけど、あれはどういう技を使ったんだろう。反則を取られると思ったのか、ヨシトも一瞬止まりかけて、ゴールに結びつかなかったのは残念。
その前のFKからのチャンスも惜しかった。ユリアーノ邪魔。(いや、ユリアーノのほうがいいポジションにいたんだけど。ひいき。それに正直ユリアーノって微妙な補強だし。どんくさいと言うか、なにかにつけて間が悪いんだもん)。
クーペル監督は「守備的にするつもりはない」と試合前に言っていたが、フォーメーションをふだんの4-4-2から4-2-3-1に変えていた。効果があったようには見えない。というか、それだったらアランゴを使わないか、左サイドに出して、ヨシトを3の真ん中(トップ下)で使えばいいのに。