Gentoo、アップグレード失敗。

なんとか起動するようになったGentoo。でもこのままではバージョンが古すぎるので、アップグレードすることにした。

今度は「Gentoo 1.4 アップグレード・ガイド」をしっかり読んで、忠実に指示を守る。が、なんだかうまくいってないみたいだぞ。
#emerge -u gcc
ってしたら、GCCコンパイルに行ったっきり3日間帰って来なかった。
やっと終わったと思ったら、「最低でも2.95.3-r8」どころか、3.3.1と3.4.3(だったっけ?)になってるし。

/etc以下の設定ファイルについての警告も出たけど、『ガイド』には書いてない。あーもーわからん。とにかくできるだけ書いてあるとおりに最後までやった(つもり)。だけどエラー・メッセージもたくさん出てた。

結果は……、あきませんでした。
起動するとdevfsdの設定ファイルが見つからないと言ってくる。
runlevel=1で入って、設定ファイルの位置を変えてみたけど、やっぱりダメ。
devfsdがちゃんと動いていないので、LANボードのデバイス・ファイルもできてない。だからとうぜんネットワークも使えない。
パスワードもどうかなってしまったのか、ログインできなくなって、これはsingleで入って処置できたけど。
あと、なんだっけ、いろいろエラーが出てたな。カーネルも。って、カーネルの再コンパイル忘れてた。うーん。ダメだこりゃ。

あとから「x86 Release Notes for Gentoo Linux 2004.3」なんてものを見つけて読んでみたら、"If you still have an installation with a Gentoo 1.2 profile it might make sense -- in some cases -- that you do a new installation."
" There is also the possibility to update your system to a 1.4 profile from which you -- as already stated -- can easily get to Gentoo 2004.3. This update includes recompiling of glibc and some essential system packages; it will take a very long time (possibly longer as a complete re-installation) and it might also fail. So if you still have an installation with a Gentoo 1.2 profile, it's your decision whether you update or reinstall."だって。
「1.2以前だったらアップグレードするより再インストールするほうが早いかもね。アップグレードは失敗するかもね」って、そりゃあんまりだ。せめて「1.4アップグレード・ガイド」にそう書いていてくれたら……
このあたりの文書の見つけにくさは、Gentoo、前からあまり変わっていない。。