中盤の選手に必要な力。

木村浩嗣好調バルセロナと不調レアル・マドリーで考える中盤の役割」(スポーツナビ
ここで言う中盤は、主にボランチの選手のことみたい。
で、必要なのは、ボールキープ力と瞬時の判断力ね。なるほど。
ボールキープ力には、ボールを隠す技術やボールタッチの多彩さが含まれると。

求められているのは、たとえば足元に飛び込んでくる相手をかわすフェイント、チョンとアウトサイドで出すパスだ。

こないだワールドカップ南米予選のブラジルvsボリビアの試合を少しだけ眺めてみたんだけど、その時に感じたのはこういうことだったのか。

ブラジルは中盤でボールを失わない。
スピードが早いわけでも、味方がフォローするわけでもない。
むしろフォローに来ていても、自陣ならほとんど使わない。
なのに、のらりくらりとボールを前に運んでしまう。
ボリビアは全然止められない。ボールを取れない。
無理にアタックに行くと、フェイント一発でかわされる。
結局ファウルで止めるしかない。
「ブラジル、やっぱりうまいわ」と思ったんだけど、そういうことだったのね。

さいきんボールを速く大きく動かすことばかりに目を奪われていたけど、こんな技術があれば、ゆっくり中盤を作ることも可能なんだね。

じゃあ、セレッソではどう?
無理。