梅栄堂 #648 圓成 香木白檀(南インドの香り)

堺駅前プラットプラットの<古香堂>で梅栄堂の「圓成 香木白檀(南インドの香り)」を買う。
梅栄堂は堺で1657年から続いているお香の老舗。
お香も鼻道楽の伝統的アイテムで、香道なんていう洗練された鼻族趣味もある。
お香の原材料は東洋産限定かと思っていたが、最近はバリエーションが増えている。
バラやラベンダーなど香水やアロマテラピーで馴染みのある西洋の香りだけでなく、コーヒーの香りのお香まである。
鼻道楽の楽しみがまた増えそうだ。

沈香だか伽羅の線香に1本で1050円もするのがあった。
1本だよ、1本。あの細い線香で。
ビックリした。

伽羅(きゃら)・沈香(じんこう)
ベトナムインドネシア、マレーシアにわたり分布するジンチョウゲ科の常緑喬木。材そのものには香気はなく、老木を伐り倒して数年放置したり、土中に埋めておき、腐らないで残っている樹脂部分だけを採集したものを沈香と呼びます。沈香は香料の第一とされ、その最上の品質のものを伽羅といいます。
梅栄堂「お香・お線香について」)より。

そりや高いはずだ。
今回は高い物は見送り。