鼻道楽

心斎橋の東急ハンズで鼻道楽。

まずは香水。
人気ブランドの最近のものはだいたい揃っているが、どれもつまらない。
清潔で人畜無害。
みなさんこんな匂いがお好きなんですか、そうですか。
そりやまあ、最終的には人それぞれの好みだけど。
名前が気に入ったイビサ・ヒッピーもまるでイメージが違った。(香水をウェブ販売しているところはみんな「イビ<ザ>ヒッピー」って書いてあるけど、スペインの島名なんだから「イビサ」のはず。イビサ、知らないのかね。行ったことないけど。じゃあ「ヒッピー」も「イッピー」じゃないかって?「ヒッピー」はもう日本語だからいいの)。
というわけで教訓。
「さいきん人気の香水はとりあえず避けろ」。

次にお香。欲しくなったのは乳香ぐらい。

最後にエッセンシャル・オイル。
なぜ匂いはこんなに記憶を呼び起こすのか。
高校の美術室(ネロリ。「優雅で濃厚な香り。かぐわしいフローラル」ってwoman japanの『エッセンシャルオイル事典』http://www.womenjapan.com/beauty/essential/neroli.htmlには書いてあるけど、どう考えても美術室だった。見本が変質していたのか?)とか、子供の頃散髪屋さんでつけてくれた整髪料(うーんっと何だっけ)とか。
結局、ベルガモのエッセンシャル・オイルを買って帰る。

本物の鼻族への道はまだまだ続く。