風呂掃除。

暖かくなるにつれて、風呂場の汚れも気になるようになってきた。(ウチの風呂は、冬場は非常に寒くなるからカビも生えない。いわば天然の抗菌加工)。
で、今日は湯船に浸りながら洗い場のタイルを歯ブラシでこすってみた。最初は汚れの目立つところをちょっとだけきれいにするつもりだったのに、こういうのってどこかがきれいになったら他のところがいっそう目立つようになるのな。しょうがないから、あとちょっとだけ、あとここだけってやってたら、けっきょく全部きれいにしてしまった。とうぜん湯船に浸かったままじゃ手の届かない場所が出てくるわけで、さいごは足だけがお湯に入っている、足湯みたいな状態になってしまった。さすがに足もすっかりふやけた。夜中に何やってるんだか。
それでもまだ満足いかない。こっちが汚い、あっちが汚いって思ってしまって。「あー、きれいになったな」って喜びを感じるのは、あした風呂に入るときだろう。
どうもそういう性格らしい。やりだしたら止まらなくなる。かつては、借りていた部屋を出るときに、鳩が飛び込んで来そうなぐらい窓ガラスを磨いたこともあって、大家さんに喜ばれたこともある。