Gentoo生き返った(のか)。(その3:復活篇プランB)

そうなると、削除してしまったソフトウェアをなんとか復活させるしか方法はない。
幸いVineが別パーティションに入っていたから、これを使おう。
放置されたままになっていたVineをまずアップグレード。
2.5から2.6.99まで上げる。(手順はVine Users MLと『無言さんのつぶやき』(Vine3.0導入)で教えてもらった。感謝)
ここらへん、Gentooの復活という本来の目的には必要ない気がするが、とりつかれたようにやってしまう。(ところでGentooを復活させるのは、なんのためだったっけ)。
ほんとうは3.1が最新らしいが、ひとまず2.6.99までで止めといて、カーネルの再コンパイルにも手を出さなかったのはエラかったということにしておきたい。

ここからの作業はVineGentooの入っているパーティションをマウントして進める。
#mount /dev/hda14 /mnt/gentoo (マウントポイントは適当に作っといた)。
ためしにchrootしてみたら見事になんにもできない。
Vineに戻って、/mnt/gentooを歩き回る。
惨憺たるありさま。
libcのバージョンは、/usr/portage/sys-libs/glibc/以下を見ると2.2.5-r9かと思ったが、実際に/libに入っているのは2.3.1だった。(そして、前者のディレクトリには2.3.1というバージョンは存在していない。このへんわからない)。
で、過去に焼いたCDから、libcのバージョンがいちばん近いものを探す。
Gentoo/ppc-1.4-rc6だった。
#mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
#mount -o loop /mnt/cdrom/gentool_ppc_14_rc6_120403.iso /mnt/tmp

Debianサイトでcoreutilsに含まれるファイルを検索。
出てきたファイルでCDにあるものを片っ端からコピー。
#cp /mnt/tmp/bin/hoge /mnt/gentoo/bin/
などなど。(このへんがいつまでたってもタコ。シェル・スクリプトでスマートに処理するのがきっと非タコ)。

chrootしてみるとちゃんと動くようだ。
喜び勇んでリブート。
起動時、カーネル・モジュールの依存関係がどうのというところで失敗するのは前から。 もう1つ、randum generatorうんぬんでもエラーが出るようになった。
が、なんとかちゃんと立ち上がった。
成功した(のか、ほんとはまだまだ不安)。