野口みずきの靴底。

ゴール後のキスで有名になっちゃったけど、ほんとにあの靴は臭くないはず。
なんでも体温程度より上がらないらしいから、内部は。(サンスポ.com)。

私が注目したのは帰国後のテレビ。
靴の裏を見せてた。
気付いたこと。(テレビでちょっと見ただけなので、勘違いの可能性もあり)。
・靴底がフラット:陸上長距離でもレース用のシューズはたいてい靴底が立体的にカーブしている。かかとや爪先が巻き上げるようになってたり。野口の靴は、ジョギング用みたいにほとんどペッタリと平らだった。これは驚いた。
・汚れ:かかとの部分は内側も外側も同じくらい、ほんの少し汚れていた。いちばん汚れていたのは、前の方の中央やや内側、母指球よりの部分。左右で、いちばん汚れが着いているところは微妙に違った。(汚れているのは、路面との摩擦が多かったということ)。

ここからは私の推測。
たぶん野口は、足裏全体をほぼ同時に着地し、ほぼ同時に離陸している。
かかとから爪先に荷重が抜ける、足裏を転がすような足の使い方とは明らかに違う。
接地時間も短いはず。
重心のほぼ真下で足を地面に着け、すぐに離す。
今までの女子マラソンの常識からは考えられないくらい、パワフルで短距離的な走り方。
(そんなことは走っている姿を見るだけで誰にでも分かることだけど)。
水泳のストローク分析みたいな、走り方分析を誰かやってくれないかな。
私が知らないだけで、もうやってるのかな。