ミツコ(自分でつけてみて)

ひとに贈っといてなんだけど、アトマイザーに少し分けてもらった。
さっき自分でつけてみた。
今、甘い花の匂いに、スパイシーな匂いが出てきた。(個人的には仁丹を連想してしまうスパイシーな匂い。また下世話な例えでごめんなさい)。
美しさや優しさに、芯の強さも同居している感じ。

この香水は1919年に、当時のヨーロッパ人が抱いた日本人女性のイメージを基に作られ、オーストリア=ハンガリー帝国の伯爵家に嫁いたミツコ・クーデンホフや、クロード・ファーレルの小説"ラ・バタイユ" のヒロイン、海軍将校夫人ミツコと同じ名前を持っているということだ。
http://www.guerlain.co.jp/fragrance/mitsouko_story_detail.html
1つだけ断言できること。
現在ヨーロッパに嫁に行く日本人女性は、1910年代よりはるかにたくさんいるけれど、その女性たちをモデルにこんな香水が作られることは決してないだろう。